プロアマ関係なく
音楽を追求する人であれば
必ずいつも向き合うであろうテーマ
音色作り
私も音楽人の端くれとして
いつも向き合っています
たった1人の人間から創り出せる音色は
星の数ほどあり
ほんのちょっとの事
例えば親指を少し寝かせるのか起こすのか
伸ばすのか曲げるのか
たったそれだけ
鍵盤への角度や触れる面積の変化よって
音色は全然違って来ます。
実際に
私が受けるレッスン内で
師匠が私の演奏を聴きながら
「?」な表情をされて
「どうしてこの音だけやたら硬いんだろうね、、、
(弾いてる所を覗き込んで)
あ!指をこうしてるからね!」
とあっさり解決された事がありました。
プロのピアニストはそんな事まで
瞬時に聴き分けられます。
求める音色を作ろうとする事
指先や身体の細部に細心の注意を払う事
そして
それら以上に何よりも大切なのは
聴く耳
聴き分けられる耳!
を持つ、育てることですね。
素晴らしい音色、正しい弾き方の
答えは一つではなく
音色を作る事は
要するに引き出しを増やす事で
どういった場面でその引き出しを使うか
それを瞬時に判断出来るようにする
そんな作業の繰り返しこそが
日々の練習の目的です