こんにちは♪
綱島・新羽のピアノ&リトミック
luce piano lessonの大場かよです。



昨年、門下生発表会が終わった後に
師匠からお声かけ頂き
チャレンジしていた


ミニコンクール?


同門の先輩達と5人で参加していました。




全員予選は通過して
先日、全国大会も終わりました。




曲は去年の講師演奏でも弾いた

フォーレ
ヴァルス=カプリース第1番




譜読みは確か去年の年明けに始めたので
なんと1年以上も弾いていた訳です。


ここまで長く1曲を弾いたのは初めてかも。



学生時代も1曲を長く深く弾きますが

それでも半期ごとに試験があり
曲も変わりますしね。


それだって一体、何10年前なんだ…という。


考えない考えない!








予選から全国大会まで数ヶ月開いていて


その間、何度も暗譜は抜けるし
何やってても頭から離れないし

息子は受験だし


メンタル的、モチベーション的には
久しぶりにキツかったです。





フォーレはいわゆるフランスものですが
ドビュッシーやラヴェルとは
また違った複雑さがありました。


でもそれゆえの
マーブル模様のような響きが
めちゃくちゃ好きでした。







ひぇーなにこの和声
無理ー覚えられない!!


でもやるしかない〜涙




楽譜を閉じて、はっきり音を思い出せない箇所には付箋貼りまくり毎日少しずつ解消したり

右手弾きながら左手歌ってみたり

1日に頭に入る量が多くないから
まずは2段、無理なら1段、無理なら1小節


ドレミで覚えるのも1つですが
和声の横の流れも音色に関係するので

縦→横→縦→横→縦縦→横横みたいな
読み方もして。




何度も心折れては立ち直り
を繰り返しました。


そうやって
暗譜はどうにか頑張れたわけですが



今度はいつの間にか

肝心の「音楽」がお留守になっていたり。

(ただのドレミの羅列のようになりかけた時期も)





いかんいかん!

ダンス!ワルツ!
パーティー!お茶会!(←私のイメージ)

初心初心!



とまぁ紆余曲折
師匠にも散々ご心配をおかけしました。

(直前のレッスンがボロボロでした…)




当日は

着いて割とすぐ私の出番
(というかそういうタイミングで行った)


楽しく弾こうと思って
師匠にアドバイス頂いたように

ホールの空間を見つめたり
ピアノの先端を見つめたり


心の準備はしたつもりですが
やっぱり緊張しました。



でも私の今回の目標の一つが
「緊張を味方にする」

だったので緊張して指が震える自分も受け入れつつ、立て直しながら終えました。



審査員の先生からの講評にも
「緊張を味方に出来ましたね」

と書いて頂けて1つ自信になりました。



他の審査の先生方からも
「音が美しい」とご講評頂き

持ち味が出せたかなーと嬉しかったです。
(そういう曲を師匠が選んでくれた)




そしてまさかの賞まで頂き
5月に大阪でコンサートに出演出来ることになりました。


先輩も一緒です。



また頑張らなきゃですが
今回の本番を通して色々思う事もあって

次に試してみたい事もあるので
あと少し練習頑張ります。





全て終わった後は
安堵感でもうフラフラ

帰宅中何度も転びそうになりました(-。-;







私は

この歳で(この実力で)
何かを目指してる訳ではもちろんなく
今回出演したのもガチのコンクールでもなく。

(審査員の先生方はガチ中のガチでしたが…汗)




至って普通の?町の先生ではありますが

やっぱり自分が勉強を続ける事で
生徒さんたちにも何かが伝わるんじゃないかと


あとはもちろん私がまだ多分見えてない、聴こえてない世界を少しでも知りたいなと。




本番直前は全て放り出して走って逃げたくなったりしますけどね(^^;;


そんな弱い部分も含めて

生徒さんたちとは一緒に歩む「ピアノ仲間」でいたいと思っています。





長くなった!



演奏そのものも楽しかったんですが

演奏後、先輩と行った遅めのランチタイムがめちゃくちゃ楽しかったです。



それはまたそのうち♪